伝統製法と品質

伝統製法と品質

当社が守る、昔ながらの伝統製法

当社では昔ながらの伝統製法を採用し、菜の花色で香りのよい菜種油を造っています。

まず国内最大級の炉の上においた平釜で、その日の天気や温度・湿度の変化に応じて煎り加減を調整します。

この微妙な調節が効果を発揮しやすいよう、杉などに比べて火力の強い松の薪を焚いています。燃える薪の火の色を見ながら火加減を調節し、搾油しやすいような最高の焙煎状態に仕上げているのです。

スクリュー式で行う搾油

現在、一般の製油メーカーで主流の搾油法はノルマルヘキサンを使って抽出するために、精製段階でリン酸や苛性ソーダを加えて脱酸し、 さらに活性白土などで脱色、その後高温高真空状態で水蒸気を吹き込んで脱臭し、仕上げろ過で脱ロウを行います。

こうした製法は本来植物が持っている天然酸化防止剤のトコフェロール(ビタミンE)まで失うことになるので、 油の酸化を防ぐため、改めて酸化防止剤が添加されることになります。しかし、これでは菜種油が本来もっている香りや風味が台無しです。

国内で唯一認められたで「国産菜種」の原材料表示

厳重に管理・生産した国産菜種を原料に、圧搾法で搾られた当社の菜種油は、国内で唯一、その原材料名欄に「国産菜種」と記述することを国から認められています。

また、国産菜種の生産には個別の農家と契約を行っていることから、どこの誰が作った原料かが分かっています。 そこで菜種油の瓶に生産者シールを貼りつけています。

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